世界一周旅行(海外旅行)で注意することとは?~海外旅行保険編~
今や手頃な価格で世界一周旅行ができる時代となりました。
定年後夫婦2人でゆっくりと世界一周の旅を満喫しよう!
社会人になる前に世界を一度見てみたい!
なんて、考えるだけで素敵な気分になれますよね。
しかし旅行は楽しいことだけではありません。旅行にはトラブルも付き物です。
だから、海外旅行保険が重要なのです。
長期海外旅行には海外旅行保険が必須!
「ただの旅行で海外旅行保険?」
「留学ほど長期滞在はしないし…」
「バックパッカーに海外旅行保険は必要ない。」
こんな風に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、本当に海外旅行保険に加入する必要がないか、もう一度考えていただきたいと思います。
今回は、楽しい時間が万一のトラブルで台無しにならないよう、「海外旅行保険」に加入することの重要性と、海外旅行で注意していただきたいことをお伝えしたいと思います。
海外で病気にかかってしまった場合のリスク
海外に行って慣れない気候や食事に身体が疲れて体調を崩してしまった、なんてことは多々あります。
しかし日本の安くて高品質な医療に慣れていると、海外で医療機関を受診した時に思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
ここでは実際の経験談をもとにどんなことに気を付けなければならないかお伝えします。
- 高額な医療費
日本であれば、念のためレントゲンをとり湿布を処方される程度の打撲でも、アメリカではMRIまで取られたという事例がありました。
このケースでは莫大な医療費を請求されてしまいましたが、海外保険に入っていなかったため結果として全て自費で払わざるを得ませんでした。
アメリカ全土の病院が本ケースに該当するわけではありませんが、アメリカ、カナダでは医療費が莫大な額に膨れ上がることがあります。
特にこの二国への渡航では海外旅行保険による医療費のカバーが必須といえるでしょう。
- 東南アジア諸国
東南アジア諸国では北米ほど高額な治療費を請求されることはありませんが、食あたりが非常に多く、病院の体制も整っていないせいもあり治療自体に不安を抱える方も多いかと思います。
海外旅行保険では、事前に保険会社へ連絡することで提携先の病院を紹介してくれます。
紹介された病院へ保険証券を提示するとキャッシュレスで治療を受けることができ、会計時のトラブルも未然に防ぐことができます。
海外旅行保険のサービスを有効に活用することをお勧めいたします。
- 虫歯の治療
これまで病気の話をしてきましたが、歯の治療に関しては別の注意が必要です。
というのは海外旅行保険での歯科治療は補償対象外となるケースが多く、補償されても治療費の70%、などの条件が付くことがあるためです。
保険に加入する前に必ず保険会社又は代理店へ確認しましょう。
長期旅行の前にしっかりと虫歯治療をしておくことが一番のポイントです!
※ケガをして口の中を切ってしまった等は補償の対象となりますのでご安心ください。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険ってどうなの?
海外旅行保険に加入しなくてもクレジットカードに保険が付帯しているから大丈夫!
本当にそうでしょうか?
クレジットカードの保険は滞在期間90日までの渡航しか補償されず、世界一周等の長期旅行では補償対象外となります。
また、90日以内の旅行であっても治療費は100万円~300万円までの補償であったりするケースが多い為、注意が必要です。
以前海外旅行をされた方で、現地で14針縫っただけでクレジットカード付帯保険限度額を越えた400万円の治療費を請求されたケースをお聞きしました。
また他にも、そもそも旅行代金をカードで決済しないと補償対象とならないクレジットカードもあったりします。
クレジットカードに付帯する保険はカードによって内容がまちまちという状態ですから、カード会社に確認することが重要です。
【渡航前にクレジットカード会社へ確認すること】
・旅行代金をカードで決済しなくても補償の対象となるか。
・治療費の補償上限金額。
ただし、上記内容をクリアしても旅行中にクレジットカードの引き落としが滞りカードが使えなくなる(補償がなくなる)、なんてことがあっては元も子もありませんから、注意しましょう。
盗難や破損
海外旅行でよくあるトラブルとして、スーツケースの破損が見受けられます。
日本と違い海外の空港ではスーツケースの扱いが非常に乱暴で、「車輪が破損した」「取っ手が破損した」などの体験談を多くお聞きします。
また盗難被害も日本と比べ多く、イタリアでは電車内のスリが後を絶ちません。
他にもタイの夜の街で、現地の女性に睡眠薬が入った飲み物を飲まされ、眠っている間に盗難されるというにわかに信じがたい被害もありました。
これらの被害は海外旅行保険の「携行品損害」で補償されますが、被害に遭わないよう注意いただくことが大事です。
航空機寄託手荷物遅延と航空機遅延の違い
海外旅行で、現地に到着しても荷物がない…という経験をしたことはありませんか?
海外旅行保険に加入していれば、一般にロストバゲージといわれるこの現象が6時間以上続き現地で代替品(着替えや必需品)を購入した場合、費用を10万円まで補償してくれます。
これを「航空機寄託手荷物遅延補償」と言います。
名称が似ている「航空機遅延補償」とは、フライトが6時間以上遅延した場合、その為に発生した飲食代やホテル宿泊費用を2万円まで補償するサービスのことです。
海外保険でも片方の補償しか付いていない場合や、どちらも付帯していない場合もあるため、事前に確認しましょう。
また、付帯していても「そんな補償があるなんて知らなかった」と時間が経ってから気づいたのでは仕方ありません。
いけしん保険エージェンシーでは、お客様が加入される保険がどんな内容でどんな場合に役立つのか、しっかりと分かりやすくご説明いたしますのでご安心ください。
ホテルでのトラブル
海外のホテルで「映画みたいな泡ぶろ」なんて試してみたい方もいらっしゃると思います。
しかし日本のお風呂文化とは違い、海外では「浸かる」という習慣はあまりメジャーではありません。
その為、万一お風呂にお湯を貯めている間に疲れて眠ってしまった場合、浴槽が排水しきれず漏水事故を起こして損害賠償を請求される可能性もございます。
※時差ぼけで眠ってしまう方は多いです。
このような場合でも、海外旅行保険に加入していればホテルからの賠償請求にも対応できるため安心と言えるでしょう。
※クレジットカードの保険に付帯されていることも多いです。
世界一周旅行では長期海外旅行保険に加入しましょう。
さて、海外旅行保険の必要性はお分かりいただけましたでしょうか。
楽しい時間が一瞬で台無しにならないよう、ぜひ海外旅行保険をご検討ください。
いけしん保険エージェンシーではお客様に最適な保険を、分かりやすくご提案いたします。
まずはご相談ください。